05760-200116 ご依頼いただいた記事の原稿をScrapboxで入稿
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webメディアから写真と原稿のご依頼をいただき、完成して納品するまで、全工程をScrapboxで行いました。めっちゃ楽だし、発注者に仕上がりイメージをwebサイトでご覧いただけるなど、メリットも大きい。 現在shio.iconはほとんどの文章をScrapboxで書いてます。ご依頼による原稿ももちろんScrapbox。特に今回は最終的な記事の公開媒体がwebですから、ブラウザ上で書いてブラウザ上で見ながら書くのがベスト。その環境としてScrapboxが優れているのは明らかです。 15年ほど前に『月刊アスキー』、『月刊MacPeople』といった紙メディアに原稿を書いていた頃、当初はegword Universalで誌面同様のレイアウトを作成して入稿していました。途中からwebに移行してサイボウズLiveで入稿し、編集者のコメントやshio.iconの推敲もすべてサイボウズLive上で行っていました。「ライター」さんと呼ばれる仕事の方々は一般的に、いわゆる「エディタ」系のアプリで原稿を書き、そのファイルを編集者に送信する方法で入稿することが多いと聞きます。shio.iconもエディタとしては25年近くにわたって主に「Jedit Ω」系を使っていますが、それはテキストを整形したり大量のテキスト内の特定の文字列を一括置換する場合に用いるもの。原稿を書く時にはあまり使わない。 https://flic.kr/p/2hZ51PG https://live.staticflickr.com/65535/49216224318_b424a56bf1_k.jpg
Scrapboxで書いて入稿すると、コメントや推敲がリアルタイムで双方に伝わりますから、スピード感が違う。仕事が素早く進捗し、少し寝かして再読、再考する時間を稼ぐこともできます。
今回の場合、文中に写真を多く挿入する記事でしたので、最初から写真をScrapbox上で挿入して表示し、本文やキャプションを書くことができました。写真はこのブログで行っているのと同じようにflickrの写真からリンクして表示しています。
原稿を書く環境として利便性が高い。編集者も原稿と写真が別々に届くより記事同様の体裁で見ながらコメントできるのが快適だろうと推測します。
完成した記事を編集者にご覧いただく際、乱数URLで公開プロジェクトを作ってそのリンクを編集者に送る方法が簡単。Scrapboxの公開プロジェクトは常に無料です。また編集者からもコメントなどを書き込む必要があるのであれば、招待リンクを送付すれば良い。
もし非公開プロジェクトで行うとして、営利目的でも100ページまでは無料。
なので編集者とのやり取りにScrapboxを使う方法は実質的に常に無料で実施できます。Scrapbox、本当に素晴らしい。
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最終的に原稿がOKになったら、原稿をScrapbox上で範囲指定して、上部に表示される「Copy plain」を押せば、タグの外れたテキストを取得できます。必要があればそれをエディタにペイストすれば良い。写真の元ファイルもflickrからダウンロードできますし、必要があればDropboxなどにフォルダを作成して、原稿のファイルなどとともに置き、その隠しリンクをメッセージで送ればいい。
できるだけスマートに(賢く)作業を進めたい。昔からそう考えて、その時点で最もスマートと思われる方法を工夫してきました。現在はScrapboxが最もスマートだと考えます。
今回執筆・撮影した記事は近いうちに公開される予定です。公開されたらまたご紹介します。お楽しみに〜。
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